白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18
第1章 キミと俺のハジマリ
「甘えたいんですぅ~
ね?姫凪ちゃん…」
うっわー
絶対この無駄に色気込めまくった笑顔で
何人もベットに沈めて来てるよ!
この人は…
『でも…やっぱり離れて…』
へ!?それでもノッて来ないの!?
ある意味この子凄いかも。
本当にお堅い子なのか?
もしかして
「安心してイチャ付いてくれて良いよ?
俺は数日で宮城に帰るし
告げ口する程ヒマでもないし
目が悪いフリしてあげるからさ」
俺に気を使ってるとか…
『いえ…本当に大丈夫です!
こんな真っ昼間から
そんな事…出来ません…!』
ハハ…まさかね。
単なる照れ屋さん、かな。
「今時珍しいね
姫凪ちゃんみたいな子
俺の周りに居ないから新鮮。
クロちゃんに飽きたら
及川さんの所に来なよ
照れ屋さん直してあげるからさ」