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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第6章 変わるモノ変わらないモノ変われないモノ


少し照れながら
俺を見上げる姫凪に
テンションは否が応にも
上がりまくる

「俺的には願ったり叶ったりだから
何の異論もねぇよ
なんなら明日からでも
一緒に住みたいぜ?」

『ホント?
じゃあ…本格的に
引っ越し考えようかな…
ヤバい…超幸せな気持ちになって来た』

まるで遠足を知らさせた子供みたいに
目をキラキラさせる姫凪は
ついさっきまで
乱れてた女と同じとは
とても思えないけど

「それくらいで超幸せでどうするよ?
これからもっともっと
幸せになんのにさ」

どっちも限りなく愛しくて堪らない

『これから…もっと…』

「そう!
幸せにする。
お前もその先に会える
子供も全部全部
世界一幸せにするから…
ずっと側に居て?」

指輪の光る手を握り
二度目のプロポーズ

『うん、一緒に幸せになろう
ずっとずっと
側に居させて』

うっすら涙を滲ませた瞳を
細くして
赤い頬を緩ませる
俺の大切な人に
返事代わりのキスを落とし
柔らかすぎるベットに
身体を預けた

くたびれてる二つの身体は
幸せに包まれ
ユックリ眠りに引き込まれていく

"オヤスミ"と交したキスは
明日の"オハヨウ"に続き
この先の幸せに繋がる
最高じゃねぇ?

そんな事を考えながら
姫凪体温を感じ
眠りに付いた
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