第25章 トド松とデートのような何か
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同日夜、松野家。
ガラッ「…ただいま…」
「おかえり〜、トッティ♪どうだったよ、彼女との¨デート¨は?」ニヤニヤ
「おそ松兄さん…僕、僕…っ!わぁぁぁぁんっ!!」Σ「うぉっ!?な、泣くなってトド松、男の子だろー?」
「ぐすっ…僕、お、お金、なくて…」「うん」「でも、奢らないと許してくれないって言われたから…」「…うん?(何があったんだ?)」
「だから、僕…や、
闇金に借金しちゃったんだ…!!!」
Σ「えぇぇーーーッ!!?」
「ど、どうしよう、おそ松兄さん!なんかすっごい怖そうなヤクザ風の男が家に取り立てに来るかも…!一気に20万も借りちゃったから絶対法外な高金利を提示してきて破産に追い込む気だよいやぁぁぁ!助けておそ松兄さぁぁん!!!」
「いやいやいやいや俺だってどうすることもできないからね!?万年ニートを貫く予定の俺様にすがったところで、二人して地獄を見るだけだから!マジお前どんだけバカなの!?」
「…分かったよ…僕死ぬことにする…バイバイ、兄さん…」
Σ「ちょ、急すぎィ!!そこまでしなくてもいいんじゃない?!」
「いや、僕が死んだら名義人がおそ松兄さんにでも刷り変わるかなって(真顔)」「だめだ、こいつぜんっぜん反省してねぇ!こんな時までドライだよ!心が渇ききってるよ!!」
「大体なんで僕があんな扱い受けなきゃならないの!せっかくちゃんとデートできると思ったのに!」「そりゃお前が最下位だったからだよ(真顔)」「えぇぇ!?ってかそのメタ設定まだ引き摺んの?!あと真顔返しやめてくれる?!」
「あーはいはい、じゃ次からはいつもの感じでな。お疲れお疲れ♪」Σ「完全に僕だけのけ者扱い!?」
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