• テキストサイズ

あなたへ

第4章 ストーカー!?


「なっ!!だ、大丈夫ですか!?」

後藤の悲痛の叫びを、犯人から何かされたのだろうと勘違いをした警官が慌てて入ってくる。

「うおっ!!だ、大丈夫だ!!問題ない!!ほれ、そこに寝転がっているやつだ!」

隣でニヤニヤしている伊月をひと睨みして、後藤は犯人を担いでその警官と外に出る。

1人この部屋に取り残された伊月は、

「気持ち悪く独り言を言わないで、言えばいいんですよ。馬鹿ですね。」

と呟き、そして先程聞いたものをデッキから取り出しだして粉々にする。

その顔は、とても幸せそうに微笑んでいた。
/ 89ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp