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[黒子のバスケ]歩道橋から落ちたらトリップしました!

第1章 トリップ










それはいつもと同じ部活帰りの午後だった



『美香!ジャンプもう見た?』


「見た見た~!真ちゃんと赤司が空中装填式3Pシュート!あれ!まじやばかったあの時のシルバーとナッシュの驚きようったら!」


『うんうん!でも私は緑間と高尾の2人の奴の方が良かったな~』


「それはわかる!対洛山戦は驚きの連発だったし!」


だよね~!と話してると視線の先にフラフラと歩いてるお婆さんがいた。


「どうしたの?」


『あぁ、あのお婆さん危なかしくて……』


「え?あぁ、あのお婆さん?フラフラしてるね~」


『うん……大丈夫かなぁ?……ぁ!』


あぁ、良かった……運動神経が良くって


普段は恨めしく思う運動神経。


だけどそれがなかったらお婆さんを助けることはできなかったから


だけど、いくら運動神経が良くても所詮人間……


重力にはかなわない


あぁ、もっと黒バス見たかったな……


「主人公の苗字ー!!!」



気が遠くなる中、最後に聞こえたのは美香の、叫び声だった






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