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私達は偽者シンデレラ
第39章 優しい手
「はい。何か日代君の身に起こったら…。そのときは私が守る番だとずっと思ってます。友達として、できることは限られているかもしれないけれど、私は日代君の力になりたいです。だから任せてください!」
夏実さんに私の思いが全部伝わるように、私の決意がちゃんと果たされるように、私は力強く言った。
「ありがとう。良かった、雅の周りに頼もしい子がいて。」
夏実さんはよっこらせ、と言いながら立ち上がる。
「じゃあ、あいつらのところ戻るか!」
「はい!」
私達は大切にしたい人の元へと向かう。
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