第5章 姫と変な執事達と買い物
ギ「急ではないか?」
ラ「そもそも一体何からルナ様をお守りに…?」
綺「虫や変質者や紫外線からに決まっているだろう!!?」
ウ「虫と紫外線はちょっと無理だろ!!?;」
そこでウェイバーはハッと思い出した
ウ「そういえば…、衛宮さんと雨生さんは知り合いなんですか?」
一瞬でその場の空気が変わった
セ「そうなのですか?」
切「…いや、人違いだったようだ」
ウ「でも名前、言ってましたよね?」
深く追求するウェイバーを切嗣は獲物を見るような鋭い目で睨みつけた
龍「まぁまぁ重たい空気にならないでさー? ちょっとした知り合いだっただけだよ? ウェイバー君?」
ニコニコ笑いながら龍之介はポンッとウェイバーの頭に手を乗せた
龍「…ね? 衛宮切嗣さん?」
切「…あぁ」
綺「……さぁ! お前達は各自部屋に戻って支度をしなさい! 一時間後に広間に集まるのだぞ」
綺礼がそう言うと執事達は各部屋に戻って行った
切「…どうして雨生龍之介がここに居る? 行方不明になったのではなかったのか?」
綺「それは私の権力でもみ消した事だ」
切「…奴の正体を分かっているだろう?」