第7章 道明寺 ルーム
~ 道明寺side ~
コイツ ... 案外嫌がってないのか ?
櫻「 ん っ 、ふぅ ... 、ん ... 」
唇の隙間から時折漏れる甘い吐息 ...
堪らず翔の身体を押し倒した 。
櫻「 わ っ 、やめ ... っ 」
「 ... 嫌か ? 」
無理矢理したから 、嫌われた ?
普段ならこんなこと思わないのに ...
コイツにだけは嫌われたくない 。
俺は ... 、本当にコイツが好きなんだ 。
「 悪ぃ 、嫌ならやめるから ... 」
そう言って身体を起こしてやる 。
櫻「 ... 嫌 ... じゃないです ... 」
翔が小さな声で呟いた 。
「 初めてがお前になるとはな ... 」
櫻「 俺だって 、初めてですから っ ... 」
またゆっくりと身体を倒し 、優しくキスをする 。
櫻「 ん ... っ 」
「 ... 本当にいいのか ? 」
櫻「 しつこいですよ ... ? でも ... 、優しくしてくださいね ? 」
悪い 、優しくできないかも 。
顔を逸らしたせいで露わになった首筋を舌で舐め上げた 。
翌日 ...
西「 んで 、どうなったのよ ? 」
「 まぁ 、俺様の手に掛かれば 楽勝よ 」
美「 おぉ!ついにやったか司!」
花「 おめでと 、司 。あ 、翔くんも 」
いつものラウンジには 、翔の姿もあった 。
類が翔の肩をポンポンと叩く 。
「 おい 類!俺の翔に気安く触んじゃねぇ!」
西「 はは ... 、愛されてんねぇ 翔くん ... (笑) 」
翔 、これからたくさん 愛してやるからな 。
« The END »