第2章 部活中に
準備運動をしてからラリーから始めボレー、スマッシュの練習をしたらお昼休憩になり友達と一緒にお弁当を食べていると、友達が
「優里は良いよねー、幼馴染みの清水くんがいて」
と言われたが
「そんな事ないよ!…幼馴染みだから多分…」
と口を一旦閉ざしてから箸を進めた。
そして練習を終えた帰り道にまた良輔と会ったので声をかけ一緒に帰ることにした。
私は勇気を出し
「良輔って好きな人いる?」
と聞くと
「優里の事は何か妹みたいで好きかな…?」
と言われ軽くショックを受けた。
(妹…か…)
と小さい頃の事を思い出した。