第3章 あ!
私が選曲していると南さんがジュースを持って隣に座った。
「何かさっきから暗い顔してるけど悩み事なら聞くよ!オレ…優里ちゃん好きだし…」
と言われたので
「好きな人がいるんですが…幼馴染みで妹的存在って言われたんですよね…」
とため息をつき言うと
「オレじゃ…駄目?」
と肩に腕を回してきたので
「すみません…、今言った通り好きな人がいるし私は簡単には気持ち変わらないので…」
と下を向きながら言うと肩から腕をどかしジュースを飲んでから
「まぁ、そうだよね。オレの一目惚れだしいきなり気持ちは変わらないよね!ってか変わったらただの男好きな奴だな!優里ちゃんはそうじゃないもんね!」
と少し悲しそうな顔で微笑みながら言った。