第2章 自己紹介
「あの・・・」
隊士達が騒いでいるところに、は控えめに手を挙げた。
「なんだ?」
気づいたのは土方である。
「えと、私、皆様のことよく知らないです」
「そうか・・・」
土方は指を指しながら紹介を始めた。
「あそこでハメ外しているのが局長の近藤さんだ。
で、俺が副長の土方十四郎だ。
まぁ、俺らは最初に言ったし大丈夫だろ?
あそこで酒かっくらってんのが一番隊隊長の沖田総悟で・・・まぁ、朝も会ったし覚えてるだろ?あそこにいるのは監察の山崎退だ。一緒にいるのは三番隊隊長の斎藤終。で、総悟の左隣が四番隊隊長の・・・」
「待って下さい土方さん。
速いです。覚えられないです・・・」