• テキストサイズ

恋ぞつもりて(裏)~声優さんと一緒~

第28章 glint(裏)


「痛っ…ぁっ」

良平さんの背中に手を回しギュッと力を込める。

「ごめん…爪たてて良いからっ」

耳にキスをされながら、私は痛みに耐える。

背中には無数の爪の跡が残っているはずだ。

「っ…痛ぁ……っ」

「ごめん…良すぎる……もう少し…だからっ」

溢れる涙を唇で拭って、髪を撫でてくれる。

「あやめ好きだよ…」

その言葉を聞いた瞬間、強ばった体の力が抜けた。
/ 350ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp