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六つ子たちと 短編集 R18

第16章 ♪KANA♪様リクエスト


さっきからなにか考え事をしているちゃん

その顔はさっきの微笑んでいるような顔じゃなくて..

泣きそうな顔なんだ

この時、どうしたの?なんて聞けたらいいんだけど、変に気を使って傷つけたら..なんて思うと黙るくらいしかない


君の緑色のワンピースに染みができた

なんだろう?顔を見てみると泣いている

チョロ松「えっ!ちょっ!」

「チョロ松くん..私と付き合ってて楽しい?」

ぼたぼたと涙を零す君

なんて返したらいいんだろう

いろいろ考えていると--

「楽しくないよね、私のことなんて嫌いだよね..チョロ松くん童貞だしいきなり告白されて舞い上がって勢いで付き合ったんでしょ?」

それは断じてちがう

僕は、ずっとちゃんのことが好きだったし、告白されて勢いで----なんてありえない

ずっと黙っていると

「ごめんね、今日は帰る」いきなり立ち上がって襖に手をかけて帰ろうとする君

僕は立ち上がってその手をつかんだ
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