第12章 一松❥❥
「ねぇ、一松くん、この手錠はずして?」
一松「だからだめだっていってるでしょ」
「私の手がふさがってたらあなたのことを抱きしめられないでしょう?」
一松「はっなにいって..」
「大好きよ、一松くん 世界で一番あなた以外の男に興味なんてないのだから、監禁したってむだなんだよ」
一松「うそだ!そんな事言っておいて、どうせ僕から離れるんだ!みんなそうだ..あいつらだって僕が死んだって気づかないに決まってる!」
「六つ子が気づかなくたって私が気づくそしてあなたのあとをおって死ぬわ」
一松「なっ何言って..僕は..僕は..僕は!」
「愛してるよ、一松くん」
この言葉に嘘はない
ねぇ泣いてるの?
泣かないで、大好きな一松くん
泣くなら私の胸で泣いて
ひとりで抱え込まないで
私にもあなたの悲しみをわけてよ
狂ってる?そうかもね..
だけど狂ってる私とあなたできっと残酷なこの世界を幸せにしてみせる
あなたと私で..
向かい合わせで....
END❥❥