第21章 一松×バレンタインデー
一松「ん」
「あ、ありがと」
ティッシュを手渡され、その溢れてくる液を拭いていく
一松「だいじょうぶ..?」
「うん、でもちょっと腰が痛いかも..」
一松「ごめん..」
彼の手が私のお腹をさする
彼はほんとに私のことを考えてくれてると思う
行為のあとは、いっつもこんな感じだ
一松「ねえ..」
「んー?」
一松「俺、働くから..そしたら一緒になってくれない?あ、別に嫌ならいいんだけどこんなゴミクズと一緒になん----」
その言葉を聞いた瞬間、私は彼に抱きついた
一松くんが就職してくれるのももちろん嬉しいことだ
だけど----
それより嬉しいのは
「一緒になってくれない?」
この言葉だったーーーー
「うんっうんっ..一緒になってください、ゴミクズじゃなくて一松くんと幸せになりたいっ....!」
一松「ツッ..な、泣くなよ..いいの?結婚しよってことだよ?」
「うん、私と結婚してください!」
一松「はは..うん....大好きだよ..」
「私も大好き」
一松くんの顔をみる
泣くなよなんて言ってるくせに自分だって泣きそうな顔してる..
いつまでも、愛してる
をーーーーー
一松くんをーーーーー
END❥❥