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六つ子たちと 短編集 R18

第21章 一松×バレンタインデー


一松「ん」

「あ、ありがと」

ティッシュを手渡され、その溢れてくる液を拭いていく

一松「だいじょうぶ..?」

「うん、でもちょっと腰が痛いかも..」

一松「ごめん..」

彼の手が私のお腹をさする

彼はほんとに私のことを考えてくれてると思う

行為のあとは、いっつもこんな感じだ

一松「ねえ..」

「んー?」

一松「俺、働くから..そしたら一緒になってくれない?あ、別に嫌ならいいんだけどこんなゴミクズと一緒になん----」

その言葉を聞いた瞬間、私は彼に抱きついた

一松くんが就職してくれるのももちろん嬉しいことだ

だけど----

それより嬉しいのは

「一緒になってくれない?」

この言葉だったーーーー

「うんっうんっ..一緒になってください、ゴミクズじゃなくて一松くんと幸せになりたいっ....!」

一松「ツッ..な、泣くなよ..いいの?結婚しよってことだよ?」

「うん、私と結婚してください!」

一松「はは..うん....大好きだよ..」

「私も大好き」

一松くんの顔をみる

泣くなよなんて言ってるくせに自分だって泣きそうな顔してる..

いつまでも、愛してる

をーーーーー

一松くんをーーーーー















END❥❥
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