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ワタシの王子様【おそ松さん】

第11章 おれを見つめて


***
あの後、トド松くんにイかされつづけた。

何度も好きだと、そう囁いてくれたけれども…

私たちはまだ会ってほんの少ししか経っていない…


そんな考えでいっぱいだった。





みんながわたしを大切に扱ってくれているのは分かっている。

そして、このままうまくいけば6人の王子様と結ばれる。


けれどもわたしはそんなの望んでいなかった。


普通に昔の生活に戻りたかった。


お父さん、お母さんと、村のみんなと和気藹々と
過ごすそんな日々が愛おしく思った。



知らず知らずのうちに、涙がまた袖を濡らしていった。

シャワーでも浴びて、気分を晴らそうと思った。










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