第4章 玩具
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意識を失った後、目をさますと緑色のシーツのベットの上で寝ていた。
ほのかに光るランプが暖かい…
微睡んでいると誰かが私の顔を覗き込んだ。
チ「起きた?」
「……っは!」
そこにいたのはチョロ松くんだった。
チ「よく寝てたね。1日ずっと寝てたよ。」
「そうなんだ…」
チ「体力回復してるよね?」
ドキッと心臓が動く。
また、同じことをやられるのだろうか…
もう少し、時間が欲しい。
でも、逆らえない……
「う、うん…」
チ「そっか。じゃあ、こっちに来て。使ってもらいたいものがあるんだ。」
そういって手を引っ張られた。