第3章 レッスン
ト「泣かないでよ。うざったい」
「えっ…………」
そう言うとトド松くんは私の手をスッと離した。
ト「兄さんたち〜。もう来ていいよぉ〜」
「………えっ!?」
すると、鉄柵の前にぞろぞろと同じ顔をした五人が集まり始めた。
そしてトド松くんもそちら側に行ってしまい牢屋には鍵がかかってしまった。
「え………」
まじまじとみんなに見られる。
私はビリビリと破かれた服にブラ、という格好だったためにまた羞恥を感じた。
ト「ねぇ〇〇ちゃん?今度は教えたこと一人でやってみて?」
「や、やだよ。」
そう言うとガッシャーンと大きな音が走った。
十「はやくー。僕もう待ちくたびれちゃったー。
早くしてくんないと、これで叩くよ?」
そういって見せられたのは血痕がある釘付きバットだった。
「ひっ!」
ト「そういうこと。さあ、やってごらん♪」
殴られるのが怖いという理由で私は自慰行為を始めてしまった。