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放課後の図書室

第5章 君と僕


「実音…?」

「私、ずーっとずっと好きだったんです。
千陽先輩のことが」

実音は一歩一歩僕に近づいてきた。

そしてニコリと微笑んで、




「私のこと、好きですか?」





僕は実音が好きなのだろうか。

僕は

僕は












僕が好きだったあの子が目の前にいるのに、


何も思えない。




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