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放課後の図書室
第4章 僕とアイツの日曜日
「か〜んせい‼︎」
実音が叫んだ。
「図書室では静かにしろよ。」
「いやぁ、嬉しいじゃないですか〜‼︎」
実音は本棚を隅から隅まで見つめた。
そして、一冊の本を手に取った。
「ん?その本どうしたんだ?」
実音は僕の声が聞こえないのか、ずっとその本を見ている。
「…先輩。覚えてます?」
「…?」
「私と先輩が初めて出逢った時のことを。」
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