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真夜中【フェアリーテイル/ミッドナイト】*R18*
第1章 ①
逞しいミッドナイトの胸…
顔を埋め、深く息をする。
「…いい香り。ミッドナイトの匂い。」
「フッ…僕じゃなかったら、誰の匂いがするの?」
そう言いながら、ミッドナイトは私の額に唇を添える。
これがキスなのか、どうなのかは分からない。
ただ、私たちの関係は、ここで止まっている。
唇が触れ合うキスは、無い。
体の関係も、無い。
ただ、一緒に眠るだけ。
彼の祈り、静かに眠ること
…それだけ。
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