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真夜中【フェアリーテイル/ミッドナイト】*R18*
第1章 ①
感情をあまり表に出さないミッドナイトだから、
辛い時、悔しい時、悲しい時、苦しい時…
この家を、拠り所としている。
私が何か特別なとこをする訳ではなく、ただ側にいれば良いらしい。
そう彼は言っていた。
日が暮れて、もう外が暗い。
雲が厚くて、月も星も見えない。
「…あっ!」
綺麗な白と漆黒の髪をもつ人影が、窓の外に見えた。
ミッドナイトだ。
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