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真夜中【フェアリーテイル/ミッドナイト】*R18*

第2章 ②




立ち尽くしていた僕は、ザッと音を鳴らし、そいつに足を向けた。


「!!!」


それに気付いた女は、ハッと怯えた顔をした。



…あぁ。
いい表情だ…


そいつを置いて、逃げ回れば良い。

悲鳴をあげ、泣き叫べば良い。




でも、女は逃げるどころが、その魔導士に覆い被さった。

…死んだ人間を、守ろうとしているのか?




「馬鹿馬鹿しい。」


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