第1章 バカ
「いない‥」
「青峰はもうええから」
「すいません」
里奈は青峰に電話をした
「あ!大輝?部活にきてよ」
「‥わーったよ」
少しして青峰がやってきた
「なんでいつもどっか行っちゃうの?」
「部活にはきたからいいだろ」
「もう‥」
里奈は昔の青峰を思い出した
「また昔の俺思い出してんだろ?」
大輝は里奈の頭を叩いた
「だって‥あの頃の大輝はいきいきしてたから。今はなんかただバスケをやってるだけっていうか」
里奈が悲しげな顔をすると青峰はまた頭を叩いた
「うるせぇだんよお前は」
「部活にくらいちゃんときなよ」
「試合にはでるそれでいいだろ」
「よくないから言ってるんでしょ?」
「はいはい」