第5章 ありがとう
里奈は懐かしそうに言った
「それから大輝とは仲よくなったんだ」
「よし‥今日はバスケをしよう」
赤司はボールを里奈にわたした
「里奈っちはどっちとくみたいっスか?」
「涼太はひとりでもいいだろ?」
「えー!」
「いいだろ?」
黄瀬は頷いた
「じゃあ始めようか」
しばらくバスケをした
「楽しかった‥ありがとう」
里奈は笑顔でそういった
「なにかあったら相談のるっス」
「僕にも相談するといい」
「ありがとう赤司さん黄瀬くん」
里奈は心強いきもちになった
赤司と黄瀬に家まで送ってもらった
「送ってくれてありがとう」
大輝がいなくても頑張らないと
これからも頑張ろう
end