第65章 初めて(SM)
「…え?」
『お願い、しょうくん…』
待て、
こいつは今、酔っ払いだ。
(俺もだけど。)
なんだ、ほら
アルコールが入ると、ちょっとエッチな気分になっちゃう
みたいなやつ。
あるだろ。
それだよ。
「ぁ、ちょ…」
となりに座る潤の手が
スウェットの上から俺のを撫でてきた。
そのまま、
ゆっくりとソファから降りると
俺の膝を割って
間に入ってきた。
胸を俺の股間に密着させるように
腰に手を回して
抱き締められる。
そして
腰に添えられていた手が
俺のズボンを掴むと
ぐっと降ろされた。
半ケツ状態で
手が止まる。
『…お願い』
これから何が起こるのか
これから何をされるのか
俺が腰を上げると
既に大きさと硬さを増した俺のが
勢いよく潤の顔の前に現れた。
唾液と先走りが絡む音
俺の吐息
潤の口から漏れる声
…やべぇ
「潤、…
出る…かも」
『ほんと!』
嬉しそうに
俺の顔を見上げた。
その間も
手で扱いてて
先走りが
どんどん溢れて、
潤の手を汚す。
気持ちよくて
アルコールが程よくまわったときみたいな
ふわふわした感じになって
頭がぼーっとして
あ、イキそう…。
潤が
先端をペロリと舐めた瞬間
我慢しなきゃ
と思った時にはもう
潤の顔めがけて
俺のがビクビクと震えているところだった。
『んっ、』
「っはぁ、ごめ…」
『…ううん、あの』
シよ…?