第1章 大野さんバースデー
〈4day〉 ×松本
誕生日プレゼントに、わざわざ、イタリアにコートをオーダーメイドで注文したというので休みの合う前日に2人で旅行へと来た。
松『なんか、結局俺の買いものに付き合ったみたくなっちゃいましたね?』
大『別に、いいよ… 俺は』
(一緒に居れるだけで…)
すっと手を握ると、ポケットに2人の手を入れて黙ったままホテルへと戻る。
大『ん… 潤くん… んっ…あ…
好き… あ…それ……だめ…っ』
部屋に入るなり我慢できず絡みあい
愛し合う。
松『大野さん愛してる。
ここも……ここも…ここも…
どこもかしこも……』
松本の指が…唇が這い回るたび大野は体をくねらせ快楽に震えた。
松『大野さん誕生日おめでとう。
これからもよろしくね』
0時の鐘がなると同時に、耳元でそうささやいた。