第4章 ニノバースデー
〈2day〉 ×櫻井
櫻『ニノ…好き…ニノ…左足…』
まだこの間のこと悔やんでんの?
ニ『俺は全部…好きだよ』
櫻井の誕生日にプレゼントした家の鍵で、帰ってくるとソファーで翔ちゃんがくつろいで寝ていることが増えた。
そう囁きながら、寝ている翔ちゃんのおでこにキスをして戻ろうとすると腕をつかまれグイッと引き寄せられ、ソファーへと逆に押さえ込まれてしまった。
ニ『んっ… 翔ちゃん… 起きてたの?』
櫻『ああ。 俺もニノの全部が好きだよ…』
ニ『んっ…あっ…… ダメ…そこ…』
櫻『ダメ? こんなところも?
ホントすぐ…だな?』
ニ『…だっ…て あっん……翔ちゃんっ…』
首筋から吸い付くように、それでいて柔らかに降りてくる唇に鳥肌がたちながら身体をそらせる。
櫻『ニノの全部… 誕生日プレゼント…
もらっちゃおうかな?
今日は激しくしちゃうかも』
ニ『あっ…んっ… そんなっあっ…』