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FIVE×DAYS

第4章 ニノバースデー


〈1day〉  ×大野




大『俺は、このニノが好きだな。』



楽屋に戻ろうとすると微かに聞こえてくる2人の会話。




相『へえ。 リーダーにはこのニノが

合いそうじゃない?


俺はね…やっぱりこのニノが好きかなぁ~』



大『え~。結構意外だね。ちょっと甘い感じの
…』



…はぁ?
どんな会話だよ? 全く。




ニ『ちょっと!  2人でなんつ~会話してんですか?』



大『あっ、ニノ。 ニノも選んでよ。 


ドラマのスタッフさんからもらった手作りのフレグランス。

どれも凄いいい匂いだよ?』



へ?  ニノ…じゃなくて匂い…

どんな聞き間違いだよ。




相『どうしたの?ニノ。 赤い顔して…』



大『えっ? ニノ風邪? 大丈夫?


今日は、2人で誕生日のお祝いだからね。』




ニ『大丈夫ですから。  大野さん、

これいい匂いですね。  俺も同じのつけちゃおうかな。』



2人が鈍くて良かった

と安心しながら、おでこを寄せてくる大野の体を引き寄せた。




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