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【イケメン戦国】sequels<R18>

第1章 真田幸村 両ルート恋度MAX特典「相変わらずの二人」


佐助(幸村はまた、遠慮なくやったな・・・)



数名の兵と共に向かった、森の中の山小屋。

幸村に叩きのめされた悪党共は、床に転がり、微かにうめき声をあげている。

一人一人縛り上げながら、


佐助「彼の一番大事な人をさらったんだ。命があるだけ、ホントにラッキーだと思った方がいい」


最近城下を騒がせていた人さらいの一件もこれで終結か。

佐助はふっと小さくため息を吐いた。








城に戻ると、幸村に報告しようと部屋へ向かう。

が、その廊下の先、襖から僅かに灯りが漏れていることに気付く。


佐助「・・・」


・・・やっぱり報告は明日の朝にしよう。

小さく聞こえる話し声に、佐助はくるりと背を向け、廊下を戻っていった。






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幸村「さっきの、もう一回」

「やだよ」

幸村「頼む」

「イヤ」


小さな灯りがぼんやりと二人を照らす。

脚を崩して座るなおが幸村を膝枕し、幸村の手がなおの膝を撫でる。


幸村「ケチ」

「じゃあ幸村が言ってよ、先に」

幸村「・・・」


なおに触れていた幸村の手が突然、パタリと畳に落ちる。

幸村「ぐーーー」

「ちょっと・・・!」


寝たふりをする幸村の頬は、少し赤い。





幸村「・・・だから・・・お前は、すげー可愛いよ」


目を閉じたまま、ぼそっと小さく告げる。


幸村「こんな良い女、他にいねー」


そっと顔を近付け、なおは彼の赤く染まったその頬に口づけた。


幸村「・・・」


横たえていた身体を起こすと、なおの腰に腕を回し、今度は幸村が顔を寄せる。


幸村「もっと」


強い眼差しに引き寄せられるように、その唇に、唇を合わせる。


「ん・・・っ」


何度も角度を変え、その感触を味わう。


幸村「今度はお前の番だろ、早く言え」

「ぁ・・・ 幸村は、この世で一番・・・んっ!!」


言い終わる前に、幸村の舌が入り込む。


「んっ  はぁ・・・っ」

幸村「なお・・・」


なおの髪に指を差し入れ、頭を引き寄せながら、深く絡める。


もう片方の腕で背中を支えながら、なおをそのまま畳の上に押し倒した。


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