第7章 あなたと紡ぐ音☆セシル
日本人とは違う肌や瞳の色…。
辿々しい言葉……。
支えてくれたのは予想通り……
舞「わわっ!セシル先輩!?」
目の前にいたのはセシル先輩だった。
舞「あ!えと、すみません!!」
私は思い切り頭を下げる。
がそれがいけなかった。
___バサバサバサバサ__
すごい勢いで資料の山がくずれ落ちた。
舞「わぁ!ほんとごめんなさい!」
予想外の出来事にパニックになる。
セシル「舞、落ち着いてください。大丈夫デス!」
そう言って拾い集めてくれる。
舞「ありがとう…ございます…」
1人で焦っている自分が恥ずかしい。
セシル「…ん?これは…?」