第5章 happy birthday☆トキヤ
トキヤ「…!私にですか?」
舞「はい!プレゼントをって。あの時は渡せなかったので。」
そう言って綺麗にラッピングされた箱を差し出した。
トキヤ「ありがとうございます。…あけてもてもよろしいですか?」
私がこくっとうなずくと、丁寧に箱を開けた。
トキヤ「…これは!」
舞「台本に書き込むとき使えるかなって!…こんなことになるなんて思ってなかったので、彼女っぽくないんですけど…//」
私があげたもの。それは万年筆だった。
トキヤ「そんなこと無いですよ。…それにもう最高のプレゼントはもらっていますから。」
クスリと笑うトキヤ先輩。
舞「…?なんですか?」
記憶をたどる。
誰かからもらってたっけ?