第5章 happy birthday☆トキヤ
私たちが話し合っているとキィィと扉が開いた。
トキヤ「騒がしいと思ったら…皆さんそろっていたのですね。」
トキヤ先輩のいきなりの登場に皆、不意をつかれる。
音也「あ!トキヤ!」
トキヤ「おそろいでなにしてるのです?」
音也「えと…それは…」
レン「後輩ちゃんに色々とね。」
レン先輩がすかさずフォローする。
ちなみに私はうつむいている。
(やっぱ、顔あげたほうがいいよね。)
顔をあげるとそこには久しぶりに見たトキヤ先輩の顔。
それと同時に時計も目に入った。
舞「えぇっ!?もうこんな時間?…仕事なので失礼します!」
やばっ!遅れかも!!
部屋には平然を装う6人と、
寂しそうなトキヤが残された。