第4章 GAME☆レン
初めての深いキス。
息もできないくらい、どこまでも甘い。
頭がくらくらしてくる。
空気を求めて離れようとしても、逃がしてはくれない。
舞「…んん………ぁ。」
なにも考えられない。
身体にも力が入らない。
もうこのまま死んでしまうのではないか…
そう思い始めたときレン先輩はやっと離してくれた。
舞「ハアハア…ふぅ。」
私はその場に座り込んでしまう。
レン「大丈夫かい?バンビ。」
(もう!なんで先輩は……)
余裕がありそうなレン先輩を見て悔しくなる。
舞「もっと余裕の無いレン先輩も見たいな…」
私の思いは呟きに変わっていた。