第4章 GAME☆レン
なるべく言いたくないので、なるべく時間を延ばしてみることにした。
(なるべくが重なっている時点で私の焦りは伝わるだろうか?)
舞「…マスターコースもおわりなんですねぇ!」
わざとあっけらかんと言う。
舞「いやぁ!早かったなー!!」
レン「…どうしたんだい?」
やっぱり不思議そうな顔をしている。
…まぁ、そうですよね。
自分でもおかしいと思ってますよっ!
だけど!恥ずかしいもん!!もうっ!
でもこのままじゃ、らちがあかない。
舞「…ぅぅ!言いますよ!言えばいいんでしょ!!」
半ばヤケになってるよ、私ww
と冷静に思う自分が嫌だ。
私は意を決して口を開いた。
舞「…私は嫌いなんです。」