第1章 マスターコース
学園長室にて
早乙女「デハデハ、早速ですがーユーの先輩達を紹介シマース!」
達と言うのが気になったが、どんな先輩が来るのか私はドキドキしていた。
いつもより早く脈を打つ胸を押さえ、ドアが開くのを待った。
…ガチャ。
音也「うわー!学園長室、懐かしいなぁー!」
トキヤ「音也。あなたはなにかする度にここに呼び出されていましたよね。」
音也「うわー!ひどいよ、トキヤー!」
ガヤガヤと学園長室に入ってくる。
セシル「ワタシ、ココ初めてデス!」
翔「あぁ、そういえばそうだったな。」
那月「ふふっ、きっとセシルくんの制服姿、可愛かったんでしょうねー!2人まとめてギューー♡」
翔「わぁ!やめろ那月!くる…し……」
バタバタともがいていた翔先輩の動きが止まる。
…なんか凄い騒ぎだな。
一体、誰が私の先輩なのかな?