第4章 GAME☆レン
まぁあだ名はつっこまないでおく。
…今よりも変になるのもいやだし。
レン「それで、ドラマの話だけど…」
舞「あぁ。トキヤ先輩の彼女役として共演しましたよ。」
レン「そのドラマ見ていて思ったんだけど。」
えっ?
いきなりの指導!?
私は突然の出来事に身を固くした。
レン「バンビは、恋をしたこと無いでしょ?」
…へっ?
舞「はい。男性、苦手ですし…」
レン「そっか。だったら…」
レン先輩の手が伸びてきて、私の頬にかかる。
舞「…っ!」
男性にこんな風に触れられるのは初めてで、
戸惑いを隠せなかった。
レン「俺とゲームしようよ。」
はぁ?