第3章 永久の向日葵☆音也
あの日、先輩達と出会ってもう一年がたとうとしている。
もうマスターコースも終わり、私はシャイニング事務所に正所属する事になった。
でも私の側には音也先輩がいる。
実は私たちはアイドルでありながら、恋人同士という関係にある。
ーそれは遡ること半年と少し前。
私はいきなり音也先輩に告白された。
嬉しかった。
でもそれ以上に女優という仕事が私にとって大切だった。
だから、一度断った。
音也「それでも、君が好きだよ。」
優しくそう言ってくれた音也先輩。
その優しさに、私の目からは涙が溢れた。
その後、いつも通り接してくれる音也先輩。
そんな彼を凄いと思った。
…気持ちに答えたいという思いの方が大きくなった。