第2章 どんなあなたも☆那月
そう決意した私は那月先輩に会うことにした。
…でも心の準備が出来ない。
そんな私の目の前に、那月先輩が現れた。
まともに顔を合わせるのは1週間ぶりだ。
那月「わぁー!舞ちゃん、久しぶり~!」
ぶんぶんと楽しそうに手を振る先輩。
やっぱり那月先輩は、変わっていない。
舞「お久しぶりです。」
良かった。
普通に話せそう。
那月「ふふっ。舞ちゃん、可愛いですね~!」
…ギュ。
抱きしめられて、あの時のことを思い出してしまう。
私は思わず突き飛ばしていた。
舞「…ごめんなさい。」
そう言って私は走り去った。