第9章 一緒に…!☆翔
用意も終えて、私は席について翔先輩を待つ。
翔「おはよう!相変わらずうまそうだな!」
舞「おはようございます。そう言ってもらえると作ったかいがあります。」
あいさつもそこそこ、ご飯を食べ始める。
なにを話せばいいかわからなかったけど、映画の話で盛り上がった。
翔「そういえば、台本は俺たちがやったシーンを元に作られるらしいぜ。」
舞「そうなんですか?どんな風にやったっけ…?」
翔「あれだろ。お前が犠牲になって、俺が『おまえも守れないのに何がヒーローだ!』てな感じのことを言って……あっ!」
何かを思い出した翔先輩の顔が赤くなっていく。
(…キス。//)
それにつられて私も思い出し顔に熱が帯びる。
そのまま気まずい雰囲気になった。