第8章 大きな壁☆真斗
舞「なんで、動けなかったの?」
真斗「第一人格のお前がいないと、体を動かせないらしい。顔だけは動かせたから会話することが出来た。」
(まあ、こいつ以外とは話してねぇけどな!)
そういうことだったんだ。
そんなこと自分でも知らなかった…!
真斗「それから、他の様々な人格も現れた。それでお前のことを聞いた。色々なことを聞けて楽しかったぞ。…ああ。後、お前のことも頼まれた。」
『あいつ、色々あって傷ついてる…助けてやってくれ…頼む!』
『アノ子は頑張りすぎたのです。アナタのことを頼っています。どうか支えてあげてください。』
『あのね…あの子、真面目で…負けず嫌いなの。…ちょっと、変だけど…よろしく、ね。』
(((…!!///)))
舞「そうだったんだ…ありがとう…」
今まで知らなかったみんなの優しさを感じ、胸が熱くなった。