第18章 本気の俺を見せてやる【カラ松】
なんで
どうしてこんなことにーーー
「音奈」
「カ、ラ松くん・・・痛いよ・・・」
「お前にしては
少しお痛がすぎるぞ?
俺の痛みが理解出来るか?」
ギリギリと力強く
掴まれ
痛がってしまうーーー
「お前は、本気になった俺を
見たことが一度も無かったよな。」
軽々と私をお姫様抱っこしたまま
布団まで運び
そのままゆっくり
下ろして押し倒すーーー
身動き出来ないし
逃げられない・・・
目の前には
私を見つめて
妖艶に微笑む
カラ松の姿ーーー
ドクンと
心臓の鼓動が
高鳴っているーーー
「俺とーーー
ひとつになろう・・・音奈」