第7章 帰還と時の破壊者
ティキ兄の前では強がったけど、本当は辛かった。
苦しかった。
私は飛びながら泣いた。
シャインとロッドはなにも言わなかった。
泣きすぎたのか涙が枯れた。
教団に帰る時にはいつも通りでいることが出来た。
表面上は、だけど。
私「コム兄、帰ったよ。また、適合しちゃった☆」
コ「!おかえり、紅里ちゃん。」
私「うん。」
あ、そんなに目、腫れてたか。
けど、そんなにあからさまな反応されるとねぇ〜。
コ「...リーバー班長、冷たいタオルと温かいタオル。」
リー「はい。」
コ「紅里ちゃん、今回の任務、何があった?」
と言いながらタオルを渡してくれた。
私はそのタオルを目に乗せながら
私「...2人きりで話したい。」
と伝えた。