第5章 任務終了と新しい任務
コ『いいねぇ青い空。エメラルドグリーンの海。ベルファヴォーレイタリアン♬』
神「だから、何だ。」
コ『何だ?フフン♬羨ましんだい、ちくしょーめっ。』
ギャーギャーうるさい。
私はその声で目覚めた。
私「ユゥ?」
神「...起きたのか?」
私「ん、そー。」
コ『あれ、紅里ちゃん起きたの?』
神「そうだよ。つか、コムイ!俺、アイツと合わねェ。」
コ『神田くんが合うのは紅里ちゃんだけでしょ?』
神「...ちっ!」
コ『...アレンくんは?』
私「アレンならまだ人形かな?」
神「っ、紅里!」
私「ユウ?どうしたの?」
神「なんでもねェよ。」
ぐいっ
押し付けられる電話。
ユウは包帯をスルスル外してく。
コ『紅里ちゃん、人形ってそろそろ...』
私「うん、音にズレが生じてるからね...」
ドタドタドタドタバタン!
もの凄い足音と共に慌てた医者が入ってきた。
医者「ちょっとちょっと何してんだい!?」
神「帰る。金はそこに請求してくれ。」
医者「ダメダメ!あなた、全治...」
私「治ったの、うるさい。」
神「電話返せ。」
私「ん、はい。」
医者「そんなバカな...傷が消えてる。」
私「お世話になりました!」
窓に足を掛けながらお礼を言った。
ーイノセンス発動
天使の翼ー
私は窓からアレンの所へと飛んだ。
後ろでは医者が腰を抜かしてたけど、気にしたら負けよね☆