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FAINAL FANTASY 7 CC

第1章 00-01 暴走列車の奪還


「神羅列車ムカ九三式〇弐を、ウータイ兵が占拠。列車にミッドガル八番街方面へ向かっている。これよりソルジャーを投入し、事態の収拾を図る。作戦内容に変更なし。時計合わせ、3,2,1、マーク。ミッションスタート。ソルジャーは降下準備よろし。」


「列車はウータイ兵に占拠されている速やかに排除し列車を奪還せよ。」
「りょ~~か~い!」
 前者は後者の上司であるアンジール。そして後者はアンジールの後輩、通称「仔犬のザックス」そして・・・。
『相変わらず暢気な性格しているよね。』
 翡翠色のコートに身を纏うのはアンジールと同じ1stのソルジャーアキだった。
「まじめにやれ!・・・ザックス!アンジールはザックスの後方に降下するとアキもそれに続いた。
「ザックス、集中!」
 と言いザックスに近付くアンジール。そんなアンジールの言葉にちょっと不満な顔をするザックス。
「この列車に神羅の兵士は乗っていない。わかるな?」
 その言葉を聞くと同時にザックスが先頭の機関車両に向かって勢いよく走りだ出す。
『・・・つーかこれ・・・私居なくて良くない?』
「いや…もしもの時の保険として居てもらった方が助かる。」
『・・・んじゃまあーそろそろ私も働きますかっと。』
 アキは双剣で機関車両の天井を丸く切断し車両の中に入っていった。
『んー・・・どうやらザックスが行った方に殆ど兵士が行っちゃったか。』
 残りの兵士を倒しながらつぶやくアキ。
『とういうより急がないと連結部を切り離されちゃう。』 先頭の車両にまで行くとまさしくザックスが機関車両と後部車両を繋ぐ連結部を切り離している所だった。
『げっまずい!』
さらに走るスピードを上げ入口で跳び宙で一回転した後華麗に着地した。
「お見事!」
『つーか。今1stだからって絶対に戻って来れると思ってやったでしょ!』
「いや…まぁ…うん…。」
頬を掻きながら誤魔化すザックス。


<列車識ナンバー、ムカ九三式〇弐を壱番魔晄炉付近の壱番街ステーションへ誘導完了。作戦を第2フェーズへと移行。監視権限をランク――――――――――――。>
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