第3章 勝負
里奈は必死に逃げようとするが逃げられない
「カルマくんお願い離して‥」
里奈は涙目で言った
「涙目とか反則でしょ‥でも離さない」
「カルマくん‥」
「俺の勝ちでいいなら離してあげる」
「‥それは出来ない‥正々堂々勝負って言ったのはカルマくんじゃん」
「だって里奈体力残ってないじゃん」
カルマにそういわれ里奈はギクリとした
「わかったよ‥お前の勝ちでいい」
カルマは耳元で言った
里奈の顔は赤くなった
カルマと里奈は皆の所へ向かった
「加藤の勝ち?何やってんだよ」
「加藤!やったな!」
里奈はまだ顔が赤い
「何かあったの?」
神崎にそういわれ里奈は慌てて首をふった
「皆さん体育着に着替えたらまた集合して下さい」