The result of revenge [ディアラバ]
第4章 Feelings~感情~
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「どうしたんだ?レイジ、いきなり呼び出して」
珍しく素直に来たのはスバル
「あぁ、スバルですか、早かったですね」
「ちっ、んな意外そうな顔してんじゃねぇ!それより、ほかの奴らはまだなのか?」
「私も今来た所ですよ。」
いつも集まりが悪い兄弟達、
そんな、兄弟をまとめるのはとても労力がいる
本来ならシュウの役目なのですが...
「おい!シチサンメガネ!!話ってなんだよ!さっきから何かプンプン臭ってるんだよなぁ」
窓際に寄りかかり腕組みをしながら、
私に怒鳴りつけてきたアヤト。
「おや?アヤトも早いですね、それより、散々その様な呼び方をするなと言っているというのに...」
「うるせぇ!!どっからどう見たってシチサンメガネじゃねぇか!!!」
このまま、まともに言葉を返していたら
話が始まらない
「はぁ...、もう何でもいいですよ、それよりカナトとライトがまだの様ですね...」
「...っく...」
おや?泣き声...?
「...っう.....僕なら...僕なら最初からココにいましたよぉ!!!!」
ヒステリック寸前のカナトが、部屋の隅にある椅子に座っていた
「...っ、うるせぇなカナト!!」
「アヤト、やめとけ。めんどくせぇから煽るなよ」
これ以上ややこしくならない様にと、
スバルがアヤトに声をかける
まとまりがあるのか無いのか...
いちいち忙しい兄弟だ
「年下のくせにオレ様に指図すんな!!」
「あぁ?!!ざけんな!!」
ああ、騒がしい...
私には落ち着く場所はないのだろうか...
────バタンッ!!
慌しく入ってきたのはライト
「ねぇレイジ!!話ってさ、もしかして...女の子の話なんじゃないのかな?」
「──?!なぜ分かったのです?」
もしやもう見つかってしまったのか...
いや、普段誰も行かない様な場所に置いてきたはずだ。
「んふ♪ボクが、女の子の気配に気付かないとでも思ったのー??レイジもまだまだだなぁ~」
気配だけと聞いて安心した自分がいた