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The result of revenge [ディアラバ]

第3章 First experience~初めての経験~





「え?!ちょ、ちょっとレイジさん?」
レイジさんは私の腕を引っ張りベッドへ寝かせた

「あの!何か、外から話し声がするし、お、お説教なら後で聞きますから!」

私の言葉を無視して、
レイジさんの顔が近づく───
もう駄目!!
足をバタバタさせ、精一杯の抵抗。

「もう黙りなさい。」
レイジさんは私の頬を撫でる
レイジさんの表情がどこか悲しげに見え、
身動きが取れなくなった...

「いい子ですね。さぁ、どこから罰を与えましょうか」

「レイジさ...ん?」
私に名前を呼ばれた瞬間に、
レイジさんの顔は一瞬ハッとした

「......っいけません、私とした事が..これではあの兄弟達と何も変わりませんね。」

「そんな事...ないと思います...」

「...貴女、今自分がどんな表情で言っているのか分かってるのですか?私にも限界というものがあるのです...」
そう言いながらレイジさんは
私の首筋にキスをした

「んんっ......」
声が外に漏れない様に
自分で自分の口を隠した

「抵抗しないのですか?」
反対側の首筋にキスをする

「...んっ...」
どうしてだろう...
自分でも何故抵抗しないのか
分からなかった。

「あっ──!!」
レイジさんの牙が差し込まれた

「..あぁ...んっ..」
レイジさんの牙は、今までのそれとは違った
痛みはあるのに、すぐに麻痺するほどの別の感覚が襲ってくる


優しい牙だった...

「レイ...ジさ......んぁ...」

「...ん...ん......っはぁ...しっかり口を押さえなさい、誰か来てしまいますよ?」

「んんっ...!!」

「...良さそうな声ですね、アヤトやライト、シュウやスバルにもそんな声を聞かせたのですか?いけない人だ...」

「!あぁっ...痛っ...い...」
今度は激しい痛みが襲う
痛みと快楽と動揺が混ざり合う

───────



私はこの時気が付いていなかった

レイジさんの心の中の気持ちを...



───────




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