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The result of revenge [ディアラバ]

第13章 It is filled~満たされる~




「んぁっ………っは…」

イヤらしい程の音をたてながら滴る私の血を舌で舐め取りながら、さっきとは逆の首筋に牙を差し込まれる

さっきの乱暴な吸血とは違う…

「んんっ…レイジ…さん…」

あまりにも気持ちが良くて、気が遠のきそうになる寸前で、私は彼の名前を呼んだ。
抱き締めていた腕の力も、自然と緩くなり、どうしてなのかレイジさんの髪の毛を指でなぞった…

するとレイジさんは、吸血止めて私の手を取りベッドへと押し付け指を絡めながら言った

「ユウラ、軽々しく私の髪を触るのはやめて頂けますか?本来の私は、他人にあまり触られるのは好きではないのですよ。」

「あっ、ごめんなさい…つい。」

突然冷静になったレイジさん

「分かれば宜しい。…貴女は大人しく私に身を委ねていなさい。」

「…っあッ……」

レイジさんは、そのまま私についた首筋の傷跡を舐め回しながら、絡めていた私の手を片手で押さえつけ、私の服の下へと手を入れた

その冷たい掌や指が触れる度に身体がビクビクと反応する

「…いやぁ……レイジ…さん…そんな、恥ずかしい…」

「おや?恥ずかしいのですか?ユウラの身体はこんなにも熱く火照っていて、もっと私に触れて欲しいと願っている様に感じるのですがね…」

鼻で笑いながら、私の反応を楽しんでいる

「意地悪です…」

顔を逸らした。どんな表情をしているのか自分でも分かったから…
恥ずかしいけど、もっと…もっと触れて欲しい。

私の言葉に返事する事は無く、再び器用に私の肌に触れる
触れられている部分が、甘く蕩けそうになる…

「んっ……あっ…」

「ほら、もうこんなになっていますよ…。あぁ、私の腕の中で貴女が変わっていく…私はこの瞬間をどんなに待ち焦がれていたか…もっと欲しい。めちゃくちゃにして、いっそ、このまま息の根を止めて、永遠に私の物にしてしまいたい位ですよ…」

「あぁっ……ふぁッ……」

再び重ねられた唇、口の中でレイジさんと絡み合う度にイヤらしい音が、静かな部屋の中に、響き渡る…

「…んっ……はぁ…」

レイジさんの言う通り、もうこのまま消えてなくなっても構わない
そう思う程に、彼のくれる快楽に溺れていった

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