第2章 僕のヒーローアカデミア・ホークス
ぱちゅっぱちゅっと湿った水音が耳につく。それ以上になまえの嬌声が頭に響き、理性が吹っ飛ぶ。
ベッドが軋んで悲鳴を上げるが知ったこっちゃない。なまえの腰を逃げないよう両手で掴んで揺さぶる。ぐんっと奥深くをつくと、誘うように結合部が蠢き、彼女の可愛い声がホークスを呼ぶ。
もっと。
もっと彼女が自分で乱れる姿がほしい。
荒く抽挿を繰り返しながら、ホークスは親指を口に含んで湿らせてなまえの敏感になっている突起へと押し当てた。
「ひああっ! ほーくす! そこっだめぇっ!」
「ああ……すっげぇ締め付けっ……きもちい?」
「きも、ち……すぎて……ああっ!」
「ぅあっ……俺もっ、イきそ……」
たっぷりと濡れた突起を優しく擦り、奥深くに自身を押し込むようにして腰を揺らす。
声にならない二人分の荒い息が部屋を包み、いやらしい水の音が後を追う。
自分のもので気持ちよさによがるなまえに興奮冷めやらず。幾度も幾度も腰を打ち付けイキそうになるが、もっとずっとこうしていたい気持ちが強い。彼女の体力が尽きるまで揺さぶり続けてやりたいと、心の奥底で願うもう一人の己がいる。
そんな独りよがりな考えがふと恐ろしくなるが、煽るなまえも悪いということにしておく。
目の前に揺れる彼女の胸に唇を落としてキツく吸い上げると、真っ赤に小さく染まる。更にもうひとつ。
突起を弄っていた手も彼女の腰に回して、持ち上げるようにして激しく腰を打ち付ける。
「ホークス! イクッ、イッちゃ……」
「っはぁ…… なまえ、なまえ……」
「あっ! ああっ、んっ!あああっ、あ……」
ぎゅうっと締め付けられ、ホークスはずるりと自身を抜き出すとなまえの太ももに白濁とした液を吐きかけた。自身の手で何度か扱いてやると、どくどくと吹き出し彼女を汚していく。
そのまま、ぱたりと隣に寝転んで互いに深く呼吸を繰り返しながら、目が合うと照れ臭くて小さく笑う。
「途中から優しく出来なくて、すみませんでした」
「謝ったらだめ。私がしてほしかったから」
手を伸ばし、ホークスの髪を梳く。
この手には敵わない。